人生初の会社員からフリーランス転身で失敗した話 〜起業失敗談〜

初めまして成り切り坊主です。


今回は人生初の会社員からフリーランス起業して失敗した話をしていこうと思います。

もしあなたが起業・フリーランスを目指そうと思っているのであれば是非この記事を読んで私を反面教師として捉え今後の人生に役立てて頂けたら嬉しいです。

 

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目次

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1.会社員からのフリーランス起業
2.スキルなしでビジネスの世界へ飛び込む
3.会社員時代の金銭感覚だと破綻する
4.貯金は多い方が良く余裕を生むがデメリットでもある
5.稼ぎ続ける事、モチベーション維持の難しさ
6.失敗したけど良い経験になった
7.現在の活動
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1.会社員からのフリーランス起業

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世の中には会社員をしながらいつかは起業しよう、フリーランスになろうと思っている人が一定数居ると思っております、また私もその中の人でした。

そう思う理由は人それぞれで、


・経済的・時間的自由を得たい
・社会的問題を解決したい
・会社の給料が割に合わない
・一生勤め人では人生面白くない
・今の仕事がつまらない
・この仕事を一生するのは無理


など色々あるでしょう。

その中で私は経済的・時間的自由が欲しいという思いがあり起業する事になるのですが、実は時間的自由を求めて起業すると恐ろしい罠が待っています。これは4章でお話しします。

私は起業やフリーランスを甘く見ていました。
普通に考えると起業やフリーランスになる人は前職を生かした仕事もしくは副業で培ったスキルや武器を持ってビジネスの世界に飛び出すと思いますが、当時の私は、前職には関係ない事&副業などやったこともない状態で会社を辞めたのです。

普通に考えるとただのアホ野郎ですが、わたしには根拠のない自信と当時の仕事から何としてでも抜け出したい気持ちがありました。


2.スキルなしでビジネスの世界へ飛び込む

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私は元々工場で働くサラリーマンです。


1章でもお話ししましたが、起業すると言ってもこれといったスキルは何も持ち合わせておらず、工場内で使うドリルやスパナといった工具を器用に使うことくらいしかできません。


残業も月80時間になる事もざらにあり帰宅後は副業をする時間も気力もありませんでした。


もちろん休日出勤もあり趣味の時間すらも睡眠に当てる日々でした。


そんな中SNSを毎日のように眺めているとたまに、年商1億円/フリーランス/会社員から独立などと書いたアカウントからフォローされることもあり、

当時の私は「独立する事はそんなに簡単なのか」と思うようになります、、完全なる情弱です。

しかし、起業という言葉は私が会社を辞めることができる魔法の言葉でもありました。

私はその起業というものがどのようなモノなのかを調べ始め、
Googleで検索したり、SNS上で情報発信している人にダイレクトメッセージを送ったり、LINEを交換して通話をしてみたり、終いには全くの他人に直接会いに行ったりとありとあらゆる事をしたと思います。

その結果何となくやる事がわかってきました。
何のスキルも、才能もない人がまず始める事は情報発信をし商品を販売していく事だと。

このような理屈がわかると世の中の仕組みがよくわかってきます。

世の中は「商品x集客x営業」で成り立っている。

いわゆるこれがビジネスの仕組みです。
当時の私で例えると、
商品は何も持っていない、、、
でも集客ならできるよね、営業もできるよね!
という考えでした。

これが分かれば後は行動するだけ!
そう思い会社を退職し、ありとあらゆるプラットフォームでまずは情報発信を始めました。

商品は情報発信をしている人に問い合わせ、「代理店という形であなたの商品を売らせて下さい」と電話やメッセージを送り色々な商品(どんなお客様がきてもニーズに合うもの)を扱う事ができました。

商品は徐々に揃っていくのですが、まずはお客様を集める集客に大変苦労しました。
しかし、うまく集客ができている人のマネをする事でその人を超えることはできなくとも集客力を持つ事ができました。

「学ぶ」という言葉がありますが、これは「真似る」という言葉が語源という話は有名です。

ここで、一つの成功体験ができ自信になります。
この時点での良かった学びは

「学びたいならまずは真似ろ!」
というものです。

 

 

 

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3.会社員時代の金銭感覚だと破綻する

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毎日試行錯誤の中、マネをしながら情報発信をしていたのですが
当時仕事を辞めた後はもちろん収入など無く、100万円程の貯金が唯一あったくらいです。
それを分かっていたのですが、会社員時代の生活レベルを落とす事に結構苦労しました。

今までの当たり前を無くすには、


・時間をかけ徐々に生活レベルを落とすか
・自身にストレスをかけ我慢するか


しかないのかなと思いますが、私の場合前者を選びました。

というより勝手にそうなっていました。

生活レベルなんてすぐに落とせると思っていると痛い目に合います。

当時毎月22万ほどの手取りがありましたが、この生活を続けると5ヶ月も持ちません。
ですが、5ヶ月も続ければ稼げるようになっているだろうと過信をしており節約をする事は頭にありませんでした。

そうするとどうなるかは誰もがわかる事だと思いますが…

一瞬にして貯金が無くなるわけです。

企業の体力は資金力です。
よく、お金は貯めずに使えという人もいますが、
それは時と場合によります。

インフルエンサーや起業家の言葉を全て鵜呑みにしてはいけない。

これは鉄則です。考え方だけ学ん実戦するからその人の状況次第です。

しっかり頭を使って考えないと私のような馬鹿を見ます。

4.貯金は多い方が良く余裕を生むがデメリットでもある

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貯金がある事で心の余裕ができます。
これはとても大事な事ですが、余裕を持ちすぎる人もいると思います。

それが私でした。
貯金があるからといってストイックに作業をする事ができず、お昼まで寝たり、友人の遊びの誘いに乗ったり

人は本当に追い詰められないと行動しない生き物と同時に、楽をしたい生き物です。

楽な状況や安心している状況を脱しない限り追い込まれた者の計り知れぬ行動力は生まれません。

私はあえて会社をやめれば追い込まれるし、しっかり行動すれば稼げると安易に考えていましたが、その余裕や怠けが後で痛い目を見せてくれます。

簡単に言うと、
貯金があると余裕があり怠ける→
・貯金は余裕を生む

売り上げ落ちる→
・余裕は行動を鈍化させる

モチベーション下がる→
・売上なしではボランティア同然。好きなことではない限り続ける気力が無くなる

悩み出す→
人は悩むと負の思考になりがちです。

結果
デメリットしかない負の連鎖に陥ります。
この連鎖はとても注意すべき事です。

 

 

また時間的自由を求めている人が脱サラをしてしまうと、時間的自由を手に入れることになります。

つまり目的が時間的自由だった場合は、目的を達成した状態になるので、つい怠けてしまいます。

 

これを避けるには時間的自由を続けるための努力や、時間以外の目標を作るしかありません。

必ずあなたの行動の引き金となる時間以外の何かを見つけておきましょう。


5.稼ぎ続ける事、モチベーション維持の難しさ

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これはデータとしてとても有名だが、起業して3年、10年で7、8割の会社が倒産する。
と言う事実。

ビジネスの世界に出るということはホリエモントヨタなどと同じ土俵で戦うということになります。
ビジネスは戦争です。

私は大手が参入できない情報産業や投資産業の代理店として営業を始めたわけですが、見事に1年で社畜に逆戻りしました。

実は貯金が底をつきそうになった時に圧倒的な行動を起こし、売上が上がるようになりました。


売上の40%が私の利益として翌月に口座に振り込まれるわけですが、本当にバイトしないとやばいと思っていた頃に成果がではじめました。


そこからは3ヶ月ほどは利益として30万~、一番良い時で60万弱を稼ぐことができました。

時給の世界で働いていた私にとっては見える世界が変わりました。それと同時に調子に乗ってしまいました

その時ちょうどZOZOがメディアに取り上げられるようになった時期で社長の前澤社長が、


「お金は使えば使うほど帰ってくる」


というような自己投資とかお金は使えという発言を沢山しており、収入が一気に増えた私は、海外に1ヶ月滞在して今の価値観を壊そうと思いました。

そうと決めた私はカンボジアに約3週間旅行・自己投資としていきました。
何の計画もなく、初めての海外がカンボジアです。


なぜカンボジアを選んだかというとアジア最貧国と言われているこの国は一体日本とどのくらい違うのか、その価値観や考え方、生活はどんなものなのかを知りたくなりその過程で何か学になることがあればと思い決めました。

さてさてこの話は今後記事にするのでお楽しみ下さい。

カンボジア滞在が終わり日本に帰国したのですが、もっと色々な国にいきたい!と思いビジネスの幅を広げるためにYoutubeも始めました。
しかし、当たり前ですがそう簡単にはいきません。
もちろん思考錯誤はしていき登録者数も少しずつ増えていきました。

ですがスランプが訪れました。
今まで通り、それ以上に行動を起こしたのですが上手く売上につながらない期間が1ヶ月もありました。

この時カンボジアでの旅行で相当なお金を使っており貯金もギリギリだったのです。
やることやってるのに売上が立たない。

というような状況になり、モチベーションが下がっており、
このままだと就職するのか、、
と思考が就職の方向を向き始めました。
このまま売上でなかったらどの業種に行こうと。

売上をどう伸ばすかを考える攻めの思考よりも、守りの思考に入ったのです。

好きな事業をやってない限り、売上や数字でモチベーションが上下することを知りました。


売上を安定させることモチベーションを安定させること、本当に難しい。

ビジネスの世界を甘く見てましたが、ここで本性を現してきました。
まだまだ私が経験したことは序の口だと思います。
このくらいでヘコタレルなら出直せって意味だと感じてます。

6.失敗したけど良い経験になった

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モチベーションが下がった状態でも行動は続けていたのですが、多分モチベーションが低い状態で記事や投稿をしても上手く顧客の心には響かないのでしょうか、自分では上手くできていてもモチベーションは思考力すらも落としてしまう事。

当然売上も立たず私は再就職しました。

もちろん、ビジネスの世界でもう一度戦うことは諦めてませんし、何度倒されても何度でも立ち向かうつもりです。

よく成功と失敗という対義語のような言葉があると思いますが、私はビジネスの世界では失敗という言葉はないと思ってます。

成功の反対は成長だと身をもって感じています。
なぜなら上手くいかない方法を知れたからです。
どこでつまずくか、何がダメだったのかがはっきりわかるからです。

失敗じゃないですよね、成長ですよね。

ここで分析して分かったことは、売上が不安定な状態でビジネスを始めるべきではないということです。
最悪バイトをすれば売上が立たないということはないでしょうが、明らかに時給が低すぎます。

じゃあ時給が高く、売上が安定的な事業を始めるべきだと思い、何があるかと情報収集すると

「エンジニア」

がありました。
もし私がエンジニアというプログラムをかけるスキルがあれば、売上が立たない時はフリーランスとして高時給で働いて最低限の売上は確保できるわけです。
なので代理店ビジネスや情報発信を諦めずに済んだと思います。

そしてこれからの時代はエンジニア不足+人口減少で、需給バランスが成り立たなくなっているため、エンジニアは希少価値になります。

ダイアモンドや金などは美しいから高いのではなく、希少性(数が限られている)から高いのです。

この時代の波に乗らない手はありません。

私はこの失敗を決して無駄だとは思っておりません。
むしろ確実にステップアップしていると思っています。


7.現在の活動

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現在は正社員エンジニアとして会社員をやっています。
まだまだ未熟者ですがあと数ヶ月で1年が経とうとします。

私の目標としては約2年会社員として現場経験を積みフリーランスとして活動していくつもりです。
時間はかかりますが、確実な土台としてこのエンジニアは欠かせません。

他に手段は沢山あると思いますが、私はパソコンを触って遊ぶ事は結構好きだったので、パソコンを使った仕事に対しての抵抗はあまりありませんでした。

なので、「大丈夫だろう」という気持ちでエンジニアの世界に入りました。

実際のところ未経験でのエンジニアさんはここ最近増えてきて、24-27歳前後で転職して来られる方が大半です。


しかも男性だけではなく女性の比率も高めです。

私の今後と活動としては、
まず私と同じような思いをしている方がいれば、エンジニアを本気でオススメしていくこと。
私のような馬鹿にはなって欲しくないので、反面教師として捉えてもらいアドバイス記事をガンガン投稿していきます。

あくまでエンジニアは収入の土台作りで、本当にやりたい事は事業を行うこと・ビジネスをすることです。
今の過程を確実に踏んで行き理想のライフスタイルを手に入れていきます。

もし最後まで読んでくれている人が居れば大変嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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