エンジニア転職時にするべきこと
こんにちは成り切り坊主です。
今日はエンジニアに転職する際にやっておくべきことについて書いていきます。
厳選した7項目を用意しました。
私は工場勤務の会社員から未経験でエンジニアに転職しました。
その際に私が転職前に行った事や、
エンジニアになって思ったやっておけば良かった事
について詳しく説明します。
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- 適正確認
- 年齢
- 根気
- 勉強方法
- 企業スタイル
- 将来像
- 現実を知る
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1適正確認
エンジニアになる前にまずはプログラミングがどのようなものかを知る必要があります。
まずは無料プログラミング学習サイトの「Progate」をやってみてください。
ただしここで適正判断はできません、最初は難しいと感じる人がほとんどでしょう。
少し前までエンジニアになる人はだいたい理系でしたが今では文系の方でもエンジニアになる人は沢山居ますし、私のような非大卒でも未経験から1部上場企業でエンジニアとして仕事ができます。
なぜエンジニアが理系向きかというと、言語によってはメモリやビット、バイト、二進数や十進数などのちょっと難しい計算が出てくるからです。
もしあなたが数字にアレルギーがある方であれば、ちょっと不向きかもしれません。
また、一見華やかしい世界に見えるかもしれませんが、実際やっていることはとても地味で、ひたすらパソコンに向き合う仕事になります。
なので体を動かして仕事をしたい、人と沢山コミュニケーションをとって仕事をしたいという方には不向きでしょう。
一方その逆であまりコミュニケーションは取らずに、スキルを高めて永遠とパソコンの前で仕事をしていたいという人にとっては向いているでしょう。
とはいってもほとんどの仕事(プロジェクト)はチームを組んで仕事を分担して行うので進捗報告などのコミュニケーションは必要になります。
仕事の流れとしては、会社によって違いますが
出勤→朝の進捗確認→作業→昼休み→作業→帰宅
この間に会議や、進捗報告などを挟みますが、ほとんどの時間はコーディングなどの作業になります。
2年齢
エンジニア界隈では30歳以上の未経験からの転職は厳しいという意見があります。
ツイッターなど見るとたまに30歳から挑戦している方もいますが、覚える事が多すぎるため30代からの転職した人の例はあまり聞きません。
私の会社でも未経験で転職する方の年齢は
24-26歳がとても多いです。
仕事に年齢は関係ないかもしれませんが、これからエンジニアとして活躍して行くのであれば若い方が有利なのではないかと思います。
3根気(挫折が多い)
実はプログラミングの挫折率はとても高いです。
会社員としてエンジニアになった方でも半年ほどで離職する方もいます。
挫折する段階は大体一年未満が多いのかなという印象を受けます。
私もプログラミングを学習し始めて半年間ほどは本当に難しくて挫折しそうでした。
特に独学で勉強しようとしている人は要注意ですね。
エンジニアになる覚悟や、エンジニアとしてキャリアアップをしていく確信がある人じゃないと続けることは厳しいかもしれません。
安易に稼げるから、スキルを身に付けたいから、流行ってるからなどと考えていると痛い目に合うかもしれません。
4勉強法
先ほどの挫折についての対処法にもなるのですが、
「知っている人に教わる」
が1番の勉強法です。
もしお金をかける事ができるのであれば、プログラミングスクールなどに通った方が学習効率は非常に上がりますし、挫折率はとても下がるでしょう。
身内や知り合いにエンジニアの方がいればその方にアドバイスをもらう方が良いですが、ほとんどの方がそういった人脈が無い状態からのスタートだと思います。
独学をする際はできる限り有料のプログラミング学習サイトを効率よく使った方が良いでしょう。
スクールに比べると人から教えてもらうということはできませんが、効率的に学ぶことは十分にできます。
スクールでも有料サイトでも独学でも、就職して業務を行うことになると、どの道覚えないといけないことなので、できる限り早目にそして効率的に覚えることをおすすめします。
私はスクールに通いたかったのですが転職時に貯金があまりなかったのでお金をかけることができず、仕事から帰るとひたすら勉強をする事になりました。
独学であまり効率の良い勉強をしてこなかった方は、
仕事でもプログラミング、帰ってからもプログラミング、休日もプログラミングという状態になることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
いつか覚える事になるので早目に効率的に覚えておいた方が良いでしょう。
5企業スタイル
エンジニアになるといっても企業の業態は様々です。
主に、派遣/ses/受託開発系/自社開発系
この4種類になるでしょう。
派遣はいわゆる派遣会社のことです。
派遣契約をし現場が決まればそこで働きます。
現場が決まらない間は給料が入りませんが、派遣契約ですので複数の派遣会社から案件を選ぶ事ができるのは魅力です。
お給料は派遣先で変わりますが、正社員等ではないのでボーナスの支給はありません。
sesは派遣会社の正社員バージョンだと思って下さい。
正社員ですので現場が決まらなくても、お給料が入ります。また現場が変わる間、仕事をしなくてもお給料が入るのがメリットです。
ただし案件数はその会社の営業の方が取ってくるものだけになるので、派遣会社を複数契約する時より案件数は選べない所が多い。
※営業に力を入れている所もあるので一概に言えない
しかし、会社によっては通勤手当や家賃補助、勉強会などがあるので正社員の強みを生かす事ができます。
お給料は正社員なのでボーナス等や昇給制度がある所がほとんどですが、業態的にボーナスが業績によって上がったりすことはほとんどなく等級などで決まる所が多いです。
受託開発企業はSIerともいわれます。
これはIT関連のサービスを作りたいというお客様に対して、自社のエンジニアを使ってサービスを提供することです。
ちょっと難しいと思いますが、
直近の例で7payやファミペイなど最近出てきていますが(7payは終了したが)セブンイレブンは自社にエンジニアを持っていないため、7payを作るとなると、どこかに依頼をします。
そこで依頼を受けるのが受託開発会社になります。
いわゆる派遣やsesはこの受託開発のような会社に行って一緒に仕事をするという形になります。
受託開発企業は現場が変わることはありませんのでずっと同じ環境で働く事になります。
しかし受託開発会社の社員は上流工程行く過程が派遣やsesと比べ速いでしょう。
お給料は大手であればあるほど年功序列の業態が多いのが特徴、また会社の業績次第ではボーナスも上がる場合が多い。
自社開発系は自社のサービスを持っているIT企業です。
派遣やsesの方はこの自社開発企業の現場に行くこともあります。
この自社開発企業は自社サービスの業績によってお給料などが上下します。
またスタートアップなどはこの自社開発系企業になります。
特にスタートアップ企業は最近の流行りに敏感で効率的で新しい技術を取り入れがちです。
大手の受託開発は古いソフトなどが多いですが、自社開発企業はその逆のパターンが多い印象です。
6将来像
ぼんやりとで良いのでどのようなキャリアプランを歩んでいくのかを決めておいた方が良いです。
・飽き性なので色々な現場で仕事をしたい
・会社とともに成長したい
・フリーランスになるために実務経験を積む
・将来はIT間連の営業をするためプログラミングを少し学んでおく
・大手に行くためにまずは下積みを
・デザインを極めたい
・自分でゲームを作ってリリースする
人それそれ色々な道があると思いますが目的を持ってエンジニアになる方はこれからのエンジニアライフを良いものにしていけるでしょう。
7現実を知る
エンジニアは決して派手ではありません。
エンジニアの仕事の9割が裏側の仕組みの構築です。
残りの1割は見た目の部分です。
ウェブアプリケーションがあるとすれば、デザインやボタンの位置などはフロントエンドエンジニアの役割ですが、1番大変なのは裏側の仕組み作りをするサーバーサイドエンジニアです。
現場での仕事をする場合ほとんどの方がこのサーバーサイドエンジニアになるでしょう。
エンジニアは年収の割に難易度はそれほど高くないです。
今はエンジニア不足のため需要と供給のバランスで圧倒的に需要が多いため多少大きなお金を払ってでもエンジニアを雇います。
また、どの会社もエンジニアがいないと商品やサービスを作れない(ビジネスできない)ので、この商品やサービス作りには力を入れる、つまりお金をかけます。
その市場で仕事をしていくわけなので、上級者になっていくほど年収も高くなっていきます。
またフリーランスエンジニアになると早い段階で年収を上げることができます。
これもエンジニアの魅力でもありますね。
とはいえ、頭を使う仕事ではあるので決して簡単ではありません、また時代の流れとともに覚える事が増えていきます。
常に勉強する日々が続くと言うことは理解しておくべきでしょう。
以上で転職時にするべきこと7選の説明を終わります。
エンジニアについてあまり詳しくわからない方にとっては、エンジニアがどのようなものなのか、転職する際は何をすべきかぼんやりと理解していただけたかと思います!
実際に私が未経験からエンジニアに転職した際の具体的な方法を書いた記事を貼っておきますので、転職を考えている方は是非読んでみてください。
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programmingblogs.hatenablog.com
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他にもエンジニアについて書いている記事があるので興味のある方は見ていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。